ビジョナリー・メディカル研修(2回目)を実施しました

東京都昭島市にある竹口病院様で、ビジョナリー・メディカル研修の第2回目を実施しました。
前回の研修では、「心ある、つなげる医療」という竹口病院様の理念をベースに、「たけぐちway」を行動指針とし、具体的な行動を考える取組みを行いました。
今回の研修では、前回の取組みを受けて、1ヶ月間にわたり、参加者が実践行動してきた結果を、チームごとに発表しました。その成果として、以下のような意識と行動の変化が見られました。

■実践結果

  • 職員の意思疎通向上
    実践行動を通じて、職員間のコミュニケーションが向上し、円滑な意思疎通が図られました。
  • 仕事理解と関心向上
    お互いの仕事を理解し合い、職員がお互いの動きに関心を持つようになりました。
  • 患者様へのアプローチ増加
    職員は積極的に患者様に声をかけ、温かな医療環境の構築に寄与しました。
  • 整理整頓と5S環境の意識向上
    積極的な整理整頓が行われ、職場環境における5Sの意識が高まりました。

■研修参加者の声

  • 自分を好きになり、できていることに目を向け、不幸の言葉を使わず、先に与え、相手を否定しない、他者を受け入れる。それらを自然にできるようになるようになりたいです。そのために、教わった『サンドイッチ法』や『キャンドルエフェクト』、そして『プレゼントを渡す』を意識して、毎日コツコツ愚直に継続します。
  • 研修で得たもの…掘り下げて考えどう表現するか、具体策とは、伝える力など。学びが多く、今回の研修はスタッフにいろんな場面で伝えたいです。
  • 杉山先生の発表資料で印象に残ったこと。一人ひとりの見えない部分である、思考/感情/価値観について、捉え方・解釈の仕方に違いが生じることを理解したうえで、その振れ幅を最小限に抑えるために「具体的行動」を明確にすること。
  • 改めて、声に出したり、声を掛け合ったり、各自の意識を変えるだけで医療事故がぐっと減らせることを実感しました。
  • 研修前は「〇〇さん、おはよう」と固有名詞を出して挨拶をすることはありませんでしたが、研修後は固有名詞+目を見て挨拶をするようにしています。相手の表情を見て挨拶をすることで、相手の体調や業務の配分も把握しやすくなり、チームとして動きやすくなったと感じました。
  • 管理職者が、理念に対して同じ方向を向いて思いを実行していくことが重要であることを理解しました。小さいことから始める行動だとしても、職員全員が実行することで大きな力となり、意味があるものだと感じました。
  • カンファレンスの際に意見が言えるような雰囲気作りや、意見の対立ではなく、理念に向かってベクトルをどう合わせていくかを考えて行なっていく意識ができました。

■ビジョナリー・メディカル研修の有効性

職員のコミュニケーション向上や理念浸透を通じて、組織の一体感が高まり、経営においても積極的な参画が促進されています。竹口病院様が変革を遂げ、理念を具現化する一助としても、ビジョナリー・メディカル研修は有効な手段です。
ご興味がありましたら、ぜひ一度、お問い合わせください。