2023年3月に兵庫県K病院で開催された入職3年目向け「若年者定着支援ワークショップ」の内容をご紹介いたします。
研修テーマ |
若年者定着支援ワークショップ |
対象者 |
入職3年目職員(2020年度入職) |
導入の背景・課題 |
2020年度に入職した職員は、ちょうどコロナが広がった時期に入職してきました。当時は必要以上の会話は制限され、極力接触しないことが求められました。そのため、コミュニケーションが希薄な状況になり、業務や新人指導にも支障をきたすことが課題になりました。
そこで、2023年春、新入職員が入職する前に、コミュニケーションや定着の支援に繋がる関わり方を考えるワークショップを実施しました。 |
実施プログラムの内容
- ワークショップの目的
- ワークショップ参加の心得
- ワークショップにおけるルール
- 若手職員のコミュニケーションの課題
- ワークショップ
一つのテーマについて20分、グループで検討を行い、発表。一人ひとりの行動プランに落とし込みをする
<テーマ>
① この3年間、後輩との関わりで困ったこと。今だったらどうするか?
② 上司や先輩の関わりで良かったこと、助かったこと。上司、先輩を見倣い、新入職員にどのように関わるか?
③ この病院で働いてきて良かったこと。更にこうしたらもっと良くなると思うこと
④ 「この病院でずっと働きたい」と思ってもらうために、私たちができること
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研修を受けてみて気づき・感想
- 他の職種でも同じことを問題と考えており、また、逆に自分とは異なる意見もあって勉強になりました。他職種の同期とコミュニケーションが取れて良かったです。
- コロナで研修の機会がなかったので、他職種の方と話をすることができて良かったです。
- ネガティブな言葉は使わない、挨拶は自分からするなど、人として大切なことを学ぶことができました。4月から新人が入ってくるので、学んだことを活かしていきます。
- 自分の枠にとらわれないように、自分から行動していきます。
- 同期と話をする機会がなかったのでとても良かったです。皆同じことで悩んでいたりすることが分かって安心しました。
- 少しモチベーションが下がっていました。今回の研修でディスカッションをする中で、同期の考えも共有でき、モチベーションが上がりました。この機会を作っていただき、感謝します。
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