やる気が出ないときは、やる気を出してはいけない

こんにちは。代表の杉山です。
皆さまに少しでもお役に立てる情報を発信していきます。

今回は20代の看護師の方からご質問をいただきました。
ご本人の了解を得て、コラムに掲載させていただきます。

【質問】

看護師になって4年目を迎えます。最近、気分が落ち込んだりして、やる気が出ません。患者さんに向き合うためにはやる気を出さないとミスに繋がる可能性があると認識しています。やる気を出すためにはどうしたらよいでしょうか?アドバイスをお願いします。

【回答】

■やる気が出ないときは、やる気を出してはいけない

相談された方の回答になっていないかもしれませんが、落ち込んでいるとき、やる気が出ないときは、無理やり気持ちを上げようとしない方がよいでしょう。
なぜなら、急に上げたものは長続きせず、急に下がるからです。
落ち込んでいる自分、やる気が出ない自分を、どうか責めないでください。

■自分と向き合うこと

大切なこと。
それは「あなたのこころからのメッセージ」を受けとっているということです。

<こころのメッセージ>
落ち込んでいる
やる気が出ない

<メッセージと向き合う>
いつから私は落ち込んでいるのだろう
いつから私はやる気が出ないのだろう

こころのメッセージと向き合い、以下のステップで次の行動を考えていきます。
① こころに浮かんだ言葉や出来事を、何でも紙に書き出してみてください
② 次に、書き出した内容を俯瞰してみてください
③ 今の気持ちの状態になった一番のきっかけと思われる言葉、出来事を1つ選びましょう
④ それを「自分の課題」「相手の課題」「環境の課題」に分けてみてください
⑤「自分の課題」に焦点を当て、今の状態から小さな一歩、行動できることを考えてみましょう
⑥ 実際に行動してみましょう
⑦ 行動してみて気持ちにどんな変化があったか、振り返ってみましょう
~この後、②から⑦を繰り返してみましょう!~

もし音楽を聴く時は、今の自分の気持ちに合う音楽を選んでみてくださいね。

少しでもお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。